園だより2020年6月号

      2020/11/17

2020.6月園だより

園だより2020年6月

園長の挨拶

新型コロナウイルス感染症の広がりを受けて、保育施設の運営に大きな影響が出てきています。行政から保護者まで、多くの人が難しい判断を迫られていますが、同じように「現場で働く保育士」には、負担が重くのしかかっています。保育園は究極の3密空間です。適切な保育を行う上で濃厚接触は避けられません。ですから基本的な感染防止対策は勿論、ひとりひとりがプライベートの行動まで神経を使っています。
しかしながら、こういうときにこそ保育士が「普段と変わらない行動を続ける」ことは、子どもたちに向き合う点でも、とても大切だと思います。なぜなら、非常時に保育士に求められる大きな役割の一つが、「子どもたちの不安」をきちんと受け止めてあげることだからです。
社会情勢が不安定になれば家庭への影響も避けられません。これまでと同じ生活でなくなれば子どもはその不安を敏感に感じます。子どもたちは自分の不安やしんどさを上手に言葉で表現できません。そのため、何らかの身体症状……例えば「まばたきのチックが増える」「寝つきが悪くなる」「急にお昼寝中に叫んで起きる」などの現象として現れることがあります。不安をぐっと我慢して、逆に「いい子に振る舞おう」としてしまう子どももいます。まずは、そうした「子どもたちの小さな変化」を見逃さないこと。そして、保育士はひとりひとりにできるだけ「丁寧な、ゆったりとした関わり」をしてもらえたらと思います。可能な限り「いつも通り」に近い生活をさせてあげることが大切です。一人ひとりが安心できれば、園全体も落ち着きます。これは、日々子どもと接する保育者にしかできない大切な仕事です。

園からのお知らせ・お願い
・当園では、歯科検診は保護者様のご参加をできればお願いしております。口内環境を整えることはとても大切です。お子様お一人お一人、歯の生え方など異なりますので、先生から直接お話をお聞き下さい。本年も2日に分けて行います。皆様にお知らせいたしました日程でのご参加をお願い致します。
・お子様がご家庭で食べたことのない食材は、保育園の給食やおやつで提供することができません。まだ食べたことのない食材については、ご家庭でも積極的にお試しください!

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才 あと
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※空き状況は随時変動します。